個人的な妄想なのでご留意ください。云わずと知れた古事記・日本書紀に綴られた日本天皇の祖が『神武天皇』です。
<神武天皇 ~wikiより~>まず、既に過去記事にも書いていますが-
<浜離宮でお会いしましょう~>神武=イスラエル(神に挑むの意味がある)=神と戦う?!直感的にずっと暗示を感じていましたがようやっと繋がって来た感じです。
イスラエルはヤコブに与えられた名であり『イスラエル=ヤコブ』でユダヤ人の祖です。12人の子孫が『イスラエル十二部族の祖』になって行く訳ですが、
記紀で神武が皇祖であるのも偶然ではないと考えます。
ここで日ユ同祖論を展開するつもりはありません。
そもそもユダヤ人や日本人等の概念は歴史観含めて創られて来たものと考えています。
アジアの東西で創られた人種が第二次世界大戦後に現実に揃った訳です。
ユダヤ人の神(ヤハゥエ)がヤコブにイスラエルの名を与えた訳ですが、
イスラエル(神に挑むの意味がある)とは如何なる事なのか?
私はここで神様に対する概念に変化があったと踏んでいます。
<ヤコブ ~wikiより~>ヤアコブはヘブライ語で「かかとをつかむ者=人を出し抜く者」を意味するとされる。そもそも神が『神に挑む』と名付けるでしょうか。
ここに神話のトリックがあるのではと思います。
ここに人を出し抜くトリックがあるから『ヤコブ』と名付けたなら面白いですね。
弟ヤコブが兄エサウに与えられるはずだった長子の祝福を横取りした。先文化の担い手だった縄文人(エサウ=エドム)から次文化への
世代交代的な流れや異文化の流入が変化の発端にあったのかもしれません。
つまり、新たな支配者層が創造した人為神の誕生です。
『聖書』の物語では兄と弟になってますが、本来は先代と次代のように交代が暗喩されています。

神武天皇の肖像画です。
古代日本の髪型・角髪(ミズラ)という特徴的な髪型をしています。
<角髪 ~wikiより~>大國主やヤマトタケル、聖徳太子の肖像画も同様の角髪にて描かれています。
ユダヤ人の髪型ペイオトに似ている事からも同祖論が展開される訳ですが、
元来はヘブライの風習でイスラエル人~ユダヤ人の先祖筋に当る訳ですから
元々はエサウ=エドム=縄文人の文化的風習なのだと思います。
肖像画も後世の産物でしょうから真意は別にしても何かしらの暗喩がありそうです。
聖書のヤコブ以下の系統とニニギ以下の皇統の類似が指摘されているのも偶然では無いのでしょう。
実際に神武は『欠史八代』論等で実在性が問われていますが、あくまで神話の中の存在なので
そのまま内容を受け取ったら実在性は危うくなるのは当然だと思います。
秦代の『焚書坑儒』や記紀の編纂、漢代の『史記』等が支配者側の論理によって
編纂されしまった為に実像が判り難くなっているのです。
書籍を読み漁ったり、幸運にも様々な人に会って貴重な助言を頂いている内に
『神武天皇』から始まる皇統は実在したのだと確信するに至りました。
次回は人物観よりも歴史観を中心に直感で迫ってみたいと思います。
読んで頂きありがとうございます。
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